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2024.01.22

24時間換気システムについて

こんにちは❗
ナビゲーターのはとちゃんです🕊

今回は換気についてお話します(^^)
2003年に建築基準法が改正され、原則全ての建築物に24時間換気システムを設置することが義務づけられました。
 

24時間換気システムが義務付けられた理由

昔の日本の家屋は、気密性が低く隙間風が当たり前でした。そのため、自然に換気がされていて、キッチンやトイレ、浴室などの局所換気のみで問題はありませんでした。
しかし、現代の住宅は新しい建材が普及して、気密性・断熱性が良くなったと同時に、家づくりに使用している建材や家具、日用品などから様々な化学物質が発生し、家の中にとどまりやすくなりました。新築やリホームした住宅に入居した人が、喉が痛い、目がチカチカする、めまいや吐き気、頭痛がするなどのシックハウス症候群が問題となり、換気設備を設置して室内の空気を綺麗にするために、24時間換気システムが義務付けられました。

 

24時間換気システムとはどのようなシステム❓

住宅の場合、換気回数0.5/h以上(1時間当たりに部屋の空気の半分以上が入れ替わること)の機械設備の設置が必要となります。

24時間換気システムには3つの種類があります。

第一種機械換気

第一種機械換気は、給気と排気を機械で行います。

室内の圧力を比較的自由に制御できるので、換気量を確実に確保できます。(ダクト式の場合)
多くは熱交換をしているので、室内温度が変化しません。冷暖房システムとの組み合わせが可能です。
基本的にダクトが必要になります。

ダクト設備や運用にコストがかかるのがデメリットとなります。
 

第二種機械換気

第二種機械換気は、給気は機械を使用し、排気は自然排気で行います。

室内の空気圧が高く(室内が正圧(※1)の状態)なるため、外気が入りにくくなります。
第二種機械換気は、クリーンルームや手術室で使われていることが多く、戸建て住宅の設備としては使用が少ないようです。

デメリットとして、室内に湿った空気がある場合には、壁体内に結露が起こる可能性があります。

(※1) 正圧とは、室内の空気圧が高くなっている状態(風船が膨らんでいる状態)のことです。
 

第三種機械換気

第三種機械換気は、給気は自然吸気で、排気は機械で行います。

設備費、運用コストが比較的安く、多くの戸建て住宅で採用されています。

デメリットとして、室内の空気圧が低くなる(室内が負圧(※2)の状態)ため、外気が入りやすくなります。また、意図した給気箇所以外からの給気もあり、換気量の確保が困難になる場合もあります。

(※2) 負圧とは、室内の空気圧が低くなっている状態(風船がしぼんだ状態)のことです。
 

結城建設が採用している24時間換気システム

結城建設では、気圧調整式第一種全熱交換気システムのエクリアを採用しています。

エクリアの特長

快適な空気環境・省エネ

  • 外気·室内温湿度に応じて給排気ファンをインバータ制御する最適な換気システムなので、日本各地の四季に合わせて快適な空気環境を提供することができる。
  • 春秋の室内外の温度差が小さいときは、給気風量はそのままで、排気風量を絞った運転で消費電力を抑えることができる。
  • 冬期は外気温が室内の温度より低くなり、すき間風などの自然換気が増える。換気システムによる換気量(給気·排気共に)を減らして消費電力を抑えることができる。
    ※ECO運転中にはリモコンにECOを表示。

 

気圧調整

  • 室内に取り込む空気量を変えずに、排出する空気量を減らすことで室内の空気圧が高まり、花粉や粉塵(PM2.5)の侵入を抑えられる。(正圧の状態)

 

バイパス機能搭載

  • 熱交換し続け温湿度が上昇した場合にも、熱交換しない経路に自動で切換え、新鮮な空気を流入。

 

外気冷房

  • 夏の夜などは熱交換気をせずに、屋外の涼しい空気をそのまま取り込んで換気。窓を閉めたままでも、夜の涼しい空気を感じながら眠れる。

 

快適な空気環境・確実な換気

  • 住居内を正圧に保ち、押入れやクローゼットの隅々まで確実に希釈し換気。

 

花粉やPM2.5をシャットアウト

  • 住宅内で唯一の給気口側のダクトに設置の清浄フィルターユニットで気になる外気の汚れが室内へ入ってくるのを抑える。「エアテクト」微小粒子用フィルターで、PM2.5も約97%捕集。

 

静音性

  • 全設定風量平均25㏈ 最大設定風量でも30㏈と静音。

 

省エネ快適で過乾燥を緩和

  • 2つのDCモーターと熱交換気·普通換気の切替えを温度センサー·湿度センサーで吸排気風量バランスを自動コントロールし省エネを実現。
  • 熱交換効率だけにとらわれない消費電力を追及した本当の省エネ。
  • 熱交換効率82% 37W(180㎥/h81Pa) エンタルピー交換率76%以上により冬場の過乾燥を緩和。

 

日常のメンテナンスが用意

  • 日常メンテナンスは吸い込み口のフィルターと給気フィルターを掃除機で吸うだけ。モニターにメンテナンス時期お知らせ機能付き。

 

見えて安心

  • モニター画面で、温度·快適性·省エネ効果がグラフで見ることが出来る。

 

シロアリ対策

  • 気流を嫌うシロアリは、常時一定の空気が流れている床下に侵入する事を嫌います。
    (※1階床設置の場合のみ)
    結城建設では床設置となります。

 

以上が主なエクリアの特徴になります。

このエクリアの能力を発揮するには昨年10月にブログで紹介した気密性能が大事です。

気密性能は重要!気密測定を行いました!
 
24時間換気システム、気密性能については、文章だけでは中々お伝えしきれない部分もあるので詳しくはお気軽にお問合せくださいね。

お問い合わせはこちら

それでは今回はこの辺で(@^^)/~~~

 

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