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2023.07.04

知っているようで知らないものシリーズ【エコキュート設定温度】

こんにちは、結城建設 現場品質管理担当のカイちゃんです😄
毎日毎日暑くて暑くて、入浴をひそかに楽しみにしている汗っかきの私です😓

ところでみなさん、入浴される際に次のようなことが気になることはありませんか❓

・お風呂のお湯が何かぬるい
・シャワーの水圧が弱い
・湯切れがひどい

このような症状が出た際には、故障を疑う前にまず試してみてほしいことがあります。
それは何か❓
エコキュートの設定温度です🌞

ご存じの方もおられるかと思いますが、中にはご存じない方もいらっしゃると思います。
今回のテーマは久々に『カイちゃんの知っているようで知らないものシリーズ』です。
 

設定温度について

まずエコキュートの設定温度ですが、みなさんは何℃にしていますか❓

エコキュートのおすすめ設定温度は50℃~60℃(冬場は60℃)と言われています。

火傷しないの❓

ただでさえ電気代が高騰しているのに電気代がさらに爆上がりしないの❓

 

このように驚かれる方・疑問を持たれる方も多いのではないかと思います。
安心してください、大丈夫ですよ😁

なぜか🤔
上記のことについてざっくりとご説明いたします。

 
エコキュートはガスと違い、その場でお湯を沸かすわけではありません。
エコキュートの本体は、わかりやすく説明すると大きな水筒に使われている魔法瓶みたいなものです。
水筒の魔法瓶に入れた温かいもの、冷たいものって時間が経つとぬるくなりませんか❓

エコキュートのお湯は深夜電力で沸かしている方が大半だと思います。
そうすると、翌日の入浴までに長い時間が経過するのでエコキュートに貯めてあるお湯の温度が低くなるという現象が起こります。
水筒の魔法瓶と同じようなことがエコキュートのタンクの中でも起きているんですね🤔

またお湯は使用する際にエコキュートのタンク内から配管を通って蛇口等から排出されます。配管の温度の方が低いため、配管を通ることで更にお湯の温度は下がります。冬は夏より設定温度を高くすることを推奨されるのはこのような理由からですね😶

50℃~60℃のお湯だといくら温度が下がるといっても、シャワーや蛇口等から出てきた時に火傷するのではないかと思われるかもしれませんが、その点も問題ありません。
浴室の蛇口に温度を調節する機能がついているのでそれで温度の調節が可能です。
水でお湯の温度を下げる仕組みなので、温度の調整さえしておけばいきなり熱いお湯が出ることなく火傷にもなりませんし、シャワーの水圧を維持することができます。

逆に、設定温度が低いと最適な温度にするためにエコキュートのタンクにあるお湯を再度沸かすため、時間がかかる上に、余計に電気代・水道代がかかります😱
加えてぬるいお湯が出たり水圧が弱くなることで余計に効率が悪くなり、湯切れを起こす機会が増えることにもつながります。

そして湯切れを起こすと今度は沸き上げをすることになるのでさらに悪循環に陥ります。
なので設定温度を高めに設定した方がトータルの光熱費の節約にもつながるということですね😌

エコキュートの設定温度をあげるメリットは他にもあります。

 

雑菌に対しても効果的

通常お湯や水に雑菌が繁殖しやすい温度は20℃~45℃程度とのことです。
なのでエコキュート本体の温度を50℃~60℃に設定することで、雑菌が繁殖せず、エコキュートのタンク内を清潔に保ち、健康にもつながるということになります😄

今回は知っているようで知らないもの、エコキュートの設定温度について簡単にお話させて頂きました。

知っていた方はおさらいがてらに、知らない方はぜひ参考にして頂いて快適にお過ごしくださいね😁

以上、カイちゃんでした👋

 
他にもエコキュートについてのブログがあるのでご参考にしてくださいね

エコキュートの勉強会で新しく搭載される便利機能について教えてもらいました
大寒波到来!エコキュートの凍結防止対策

 
 
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