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2023.11.10

高性能住宅とは、高性能住宅イコール住みやすい住まいとは限りません

こんにちは❗
結城建設、広報担当のみほです😊

11月だというのににTシャツ1枚で過ごせるくらい暑い日があったのに、なんと、週末はとても寒くなるとか🥶
温度の変化に体もびっくりしているためか、風邪をひいているわけではないのに咳が出て困っています。

さて、今日は最近、耳にすることが多い 高性能住宅 について少しお話させていただきます。

快適に暮らすための性能が揃っている高性能な家だからエアコンが無くても住みやすいはず✨
いざ住んでみると高性能住宅なのに…冬は寒い、夏は暑い「こんなはずではなかった」と嘆かれる方が多いと聞きました。
その中には 高性能住宅 について勘違いされている方もおられるそうです。
 

高性能住宅とは

高性能住宅 とは「気密性、断熱性、耐震性、耐久性」に優れた住宅のことです。

気密性

気密性が高い家とは、壁や窓などの隙間をできるだけなくした家のことです。
昔の日本の家は、風通しのよさを重視してつくられていましたが、現代はエアコンなどで温度調節するため、空気が逃げないよう気密性の高さも家づくりでは重要です。
「C値(相当隙間面積)=床面積あたりどれだけの隙間があるか」という数値が指標となっていて、数値が小さいほど気密性に優れています。
 

断熱性

断熱性が高い家とは、断熱材などを使い外の気温の影響を受けにくくした家のことです。
断熱性が高いと、夏では屋外の暑い空気を室内に入れず、逆に冬は室内の暖かい空気を逃がしません。
「UA値(外皮平均熱還流率)=外皮面積あたりどれだけエネルギーが逃げるか」という数値が指標となっていて、数値が小さいほど断熱性に優れています。
 

耐震性

耐震性が高い家とは地震に強い家のことです。
耐震性は「耐震等級」1~3の指数で知ることができます。

耐震等級1:建築基準法の耐震性能を満たす水準
耐震等級2:耐震等級1の、1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準
耐震等級3:等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準

 

耐久性

永く安心して住める耐久性のある家です。
長期にわたって良好な状態で済み続けられる家は、自治体から「長期優良住宅」の認定を受けることができます。
長期優良住宅では大きく分けて次のような措置が講じられています。

・長期に使用するためお構造及び設備を有していること
・居住環境等への配慮を行っていること
・一定面積以上の住戸面積を有していること
・維持保全の期間、方法を定めていること
・自然災害への配慮を行っていること

 

高性能住宅だから快適に過ごせるのではない

高性能住宅 にすれば年中適で、年中春のような住みやすい住まいになるということではありません。

エアコンなどの冷暖房機器を使用しても、経済的に過ごせるようにする、その工夫の一つが 高性能住宅 なのです。
寒い季節にはエアコンやヒーターのような暖房器具が、暑い季節にはエアコンや扇風機などの冷房器具が必要です。

ならば、気密性と断熱性だけを高くして、冷暖房機器を使用すればそれだけで快適に過ごせるかと言えばそうではありません。
そのことは、また後日ブログで書かせていただきます。

 
高性能住宅の幻想について、いつもお世話になっている株式会社ニルバホームさんがYouTubeチャンネルに投稿されています。
とても分かりやすく説明をしてくださっていますので、お時間のある時に是非ご覧ください。

動画の中でも紹介されているのですが、高性能住宅 について理解しても、それでも暑い、寒いということはあると思います。
そのような方がおられましたら、是非、結城建設へご相談くださいね😊

今回は 高性能住宅 について簡単にご説明しました。

以上、みほでした🖐️

 
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