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2021.03.11

東日本大震災から10年…災害に対する見直しをしませんか?

こんにちは
みほです

2011年3月11日(金)14時46分 宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロメートルを震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。
この地震により、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に、場所によっては波高10m以上の津波が発生し、壊滅的な被害が発生しました。
あれから10年がたちましたが、いまだに津波による行方不明者の方がおられます。

10年たった今でも、先日起きたような大きな余震は続いています。
そして、南海トラフでは約100年~200年の間隔で大地震が発生しており、前回の地震が起きてから70年近くが経過しているため、南海トラフにおける次の大地震発生の可能性が高まってきています。
地震だけでなく、豪雨災害や突風などの災害も増えてきています。

このような災害に対しての準備をみなさんはされていますか?

先日、日本損害保険協会で開催されたオンラインセミナーを視聴しました。
「巨大地震に備える~東日本大震災から10年~」
オンラインセミナーでは当時小学5年生だった方や、保険事務所に勤められている方の講演があり、その後のパネルディスカッションで「巨大地震に対してどのような備えを行えばよいか」という内容で専門家の話しを聞きました。
このオンラインセミナーの中で印象に残ったことを紹介します。

「正常性バイアス」という言葉を知っていますか?
何か起こるたびに反応していると精神的に疲れてしまうので、人間はそのようなストレスを回避するために自然と脳が働き、心の平安を守る作用が備わっています。
ところが、この防御作用ともいえる「正常性バイアス」が度を超すと、事は深刻な状況になってしまいます。

例えば
あれほど巨大な津波が来るとは思っていなかった。
避難指示があったがまさか川が氾濫するとは思っていなかった。
火山の噴火という危険な状況でも「大丈夫だろう」と立ち上がる噴煙を撮影していた。
この場所は大丈夫!自分だけは大丈夫!と思ってしまう。

過去の事例からも、地震、洪水、火災などに直面した際、自分の身を守るために迅速に行動できる人は驚くほど少ないことが明らかになっているそうです。
それではどのようにしたら突然の災害に直面した時に落ち着いて行動できるのでしょう?

それは 災害に備えた準備 です。

① どのような災害が起こるのかを想定する。
・住んでいる場所、勤務先などのハザードマップの確認

② 自分たちの家族の実力を知る。
・幼い子供がいる、高齢の両親がいる

③ 災害に備えた準備をする。
・避難所の場所、避難する際の安全な経路の確認
・家族の集合場所の確認
・避難袋、持出し袋(入れる物、消費期限などを確認)
・家具の固定
・地震保険、家財保険への加入

どのような災害が起こるのか、自分の家族はどのような状況なのかを知った上で避難袋には何を入れるべきなのかを見直してみましょう。
家族の構成や状況によって避難袋に入れる物はそれぞれ異なってくると思います。

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我が家でしたら両親と私。
避難場所は最寄りの小学校。
普段通る川沿いの道路は通らず、小学校までは徒歩で避難します。
両親はそれぞれ薬を飲んでいるので避難袋には常備薬を入れる必要があります。

メガネも必要です。
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今できることを後回しにせず、今、準備をしよう!

保険の代理店の方のお話も聞きました。
東日本大震災後に航空写真等も利用して保険金の支払いをしたそうですが、保険金を支払うことができなかったお客様もおられたそうです。

なぜかというと、地震保険に加入されていなかったからです。

地震で家が倒壊してしまったり、地震によって起きた火災、津波等で家を失ってしまった場合地震保険に加入していなければ保険金を受け取ることができません

数年前に岡山県倉敷市真備町で小田川が氾濫し、地区の4分の1以上が浸水しました。
その時には水災補償の特約をつけられていなかった方には保険金が支払われませんでした。

東日本大震災時に住宅再建に必要だった平均的な金額はいくらだったと思いますか?

約 2,500 万円です。

被災者生活再建支援金などお公的な支援金は約300万円
義援金などで約100万円
公的な支援金と義援金だけでは住宅の再建には全く足りません。
家財、引っ越しの費用などでこれ以上に住宅・生活の再建にはお金がかかります。
その時に地震保険、家財保険の保険金が支払われれば助かると思います。

地震保険は火災保険とセットでなければ入れません。
火災保険に地震保険をセットしている割合を示す付帯率2010年は48.1%でしたが、東日本大震災後の2011年には53.7%2019年は66.7%まで上がってきました。
その中でも宮城県は付帯率が一番高く87.0%です。
兵庫県の付帯率は64.6%

みなさんのお家の保険の内容をもう一度確認してみてください。

結城建設が建てる家は
次世代制震ダンパーのL-SAV+(エルセーブプラス)を標準で使用しています。
L-SAV+(エルセーブプラス)は、建物にとって必要な耐震性を備え、さらに繰り返しの揺れにも効果を発揮する次世代制震ダンパーです。
制震材などを利用し、建物の揺れを吸収することで、建物の構造を損傷から守り、繰り返す揺れにも有効なので、建物の性能を維持することが出来ます。
L-SAV+には20年の地震性能保証がついています。

結城建設が建てる家は
耐震性能3に加え省令準耐火仕様です。
耐震等級3住宅とは?
耐震等級1の1.5倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベル。
消防署や警察署といった災害復興の拠点となる防災施設と同程度です。

省令準耐火構造の住宅とは?
・ 隣家などから火をもらわない(外部からの延焼防止)
・火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない(各室防火)
・万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる(他室への延焼遅延)

火災に強く、地震にも強いので火災保険と地震保険の保険料が安くなります。

結城建設は
火災保険の代理店も行っています。
結城建設が建てた家で、結城建設で火災保険に入ってくださった方は100%地震保険に加入されています。
火災保険、地震保険、家財保険でご心配のことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

東日本大震災から10年目を迎える今日。
もう一度災害に対する見直しをしなおしませんか?
そして、家族で今後起きると思われる災害について話してみる日にしませんか?

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