お部屋づくりに錯覚を利用して広く見せる方法!
こんにちは みほです(^▽^)/
1月最終日になりました。
だんだんと朝日が昇る時間が早くなり、夕暮れの時間が遅くなってきていますね。
まだまだ寒い日もあるようなので体調管理には気を付けましょうね。
みなさんは『錯視』という言葉を聞いたことがありますか?
少し前になりますが、朝の情報番組で見ました。
次の写真を見てください。
階段の一番上に赤いキャップを置いてみました。
でも実は
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階段ではなく、見る方向と色で階段に見える目の 錯覚 なのです。
それでは次の画像を見比べてください。
同じ広さの部屋なのですが、広さが違って見えませんか?
これは「膨張色」と「収縮色」を使った錯覚です。
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膨張色 パステルカラーのような明るい色、薄い色、暖色系の色
(赤、オレンジ、黄色など)
収縮色 黒や濃い色、暗い色、寒色系の色
(青、緑、紫など)
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上の画像は床、天井、建具の色を明るい色「膨張色」を使用しているので、天井が高く、全体的に広く感じると思います。
下の画像は床、天井、建具の色を濃い色「収縮色」を使用しているので収縮して見えるため狭く見えるのです。
では次の画像はどうでしょう?
クロスの一部分をアクセントで変えています。
下の画像の方が奥行きを感じませんか?
これは「進出色」と「後退色」を使った錯覚です。
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進出色 暖色系(赤、オレンジ、黄色など)
後退色 寒色系(青、緑、紫など)
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先ほど、お伝えしたように、暖色系の色は膨張して見えるため実際の距離よりも手前に感じるそうです。
寒色系の色は物を遠くに見せる効果があるので、奥行きを感じるそうです。
寒色系の色を全体的に使うと収縮してお部屋が狭く見えるけれど、アクセントクロスとして使用すると奥行きが感じられるので、お部屋が広く見えるということですね!
これからお家作りを考えられている方は参考にしてみてください。
もうお家も建てちゃってて、床やクロスを今から変えられない~(>_<)
という方も安心してください。
お部屋を広く見せるアイデアをいくつか紹介したいと思います(^^)
その1見える床の面積を増やす
見える床の面積が増えると広いと錯覚します。
お部屋の中に物を置かないのが一番良いのでしょうが、そういうわけにはいきませんよね・・・
お部屋に置く家具を選ぶときに「脚付き」の家具を選ぶことで、見える床の面積が増えるのでお部屋が広く感じることができます。
ガラスを使ったテーブルやシェルフなどは、ガラス越しに床が見えるので部屋を広く見せてくれます。
その2見える壁の面積を増やす
床と同じように、見える壁の面積が増えると視覚的に広く感じます。
家具は背の低い物を置く。
ポイントは目線より低く!
背の高い家具を置くと見える壁の面積が狭くなり圧迫感を感じます。
背の低い家具を壁に沿って配置することで圧迫感が解消され、お部屋を広く見せることができます。
背板や側板のないオープンシェルフを使うと、家具の背が高くても後ろの壁が見えるため圧迫感が軽減されてお部屋を広く見せてくれます。
その3遠近法を取り入れる
部屋の入り口の近くの壁側に背の高い家具を置き、部屋の奥にいくほど背の低い家具を置くことで、空間に奥行きが出て広く感じることができます。
視線を遮らず部屋の奥まで見通せるようにすることが大切です!
その4明るい色の家具を選ぶ
大型の家具などは白または淡い色にすると太陽光を反射して、部屋全体が明るくなり圧迫感がなくなることでお部屋が広く感じられます。
ベッドカバーやカーテンなども白色または淡い色にすると、お部屋が明るく感じられます。
インテリアの色を3色以内に抑えると統一感が生まれて、より広く感じられるようになります。
その5ボーダー柄を取り入れる
ベッドカバーやカーテンを白色または淡い色にすると、お部屋が明るくなり広く感じることができるのですが、コントラストの強くないボーダーを選ぶと横長効果があることによりお部屋を広く見せることができます。
お部屋を広く見せるアイデアを少し紹介してみました。
参考にしていただければ嬉しいです。
私はとりあえず見える床の面積が広くなるように、お部屋のお掃除を頑張ります!