2020.07.01
お風呂は2階にあってもいいかも!?
こんにちは!
徳ちゃんです
前回書いたブログが、あまりにも好評だったため、プレッシャーを感じながら、ブログ書きます・・・
今回は、間取りの打合せの時に良くお伝えしていることなのですが、家作りを考え出すと、避けては通れない『間取り』
建築会社さんとの打ち合わせでは、ヒアリングという形で、『夢やあこがれ』から、『ライフスタイル』『イメージ』を考慮して『部屋数』や『間取り』をお伺いすることになります。
その際に多くの方から
「1階には、 LDK 、 お風呂・洗面 、 トイレ と シューズクローク があったら・・・』とお伺いします。
そう、みなさま、当たり前のように お風呂・洗面 は 1階にと言われるのです。
今回は、このことについて書いていこうと思います。
※もちろんそれが悪いとは言っていませんよ。
なぜ、当たり前の要望として、1階に風呂・洗面が挙がるのか?
私なりに考えてみました。
それは「固定観念」が大きいかなと思います。
昔からお風呂は、1階にあるものだったからではないでしょうか?
共働きの家が少なく、かつ同居されている家も多かったため、干して乾くとすぐ取り込んでくれる人が家にいたこともあり、洗濯動線としては、外(庭)で干すことが一般的でした。
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近年では、共働きのご家庭も増え、日中家にいないことも多いので、ベランダで干す人が増加。
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さらに最近では、アレルギーや防犯などの観点から、ベランダではなく室内干しが増えてきています。
洗濯物を干す場所が変わってきていますので、洗濯をする場所も変化してきてもいいかと思うのです。
そこで、2階にお風呂・洗面室(脱衣)を持ってくるとどうなるのか一度、想像をしてみてください。
ご家庭によっては、2階にお風呂・洗面を設置した方が、生活しやすい方もいますし、満足度もきっと高いですよ。
メリットは
・脱ぐ⇒洗濯⇒干す⇒しまう が2階で完結する洗濯動線
・濡れて重くなった洗濯物をもって階段上がらなくて済む
・LDKが広くとれる
・空いた1階の浴室スペースに大型パントリーも設置可能
・寝室から洗面室に直行でき、朝の身支度が便利に
・お客さんに洗面室(脱衣室)を見られなくて済む
・防犯上安心して入れるお風呂
デメリットももちろんあります。
デメリットは
・生活スタイルによって不便な時もある
(夕食と入浴の順番や、夜中に入浴する時など)
・お子さんがドロドロで帰ってきたとき
・老後の不安
・水漏れが心配
などが考えられます。
特に水漏れはご心配な方もいらっしゃるかと思いますが、アパートの2階にもお風呂はありますし、設備はどんどん良くなってきています。
また、ここ数年では、LDKを広く取りたいというご要望や、大容量のシューズクローク、パントリーなど、収納に関するご要望が多くなってきており、1階のボリュームが大きくなってきています。
お風呂を2階に移動させることによって、コストダウンになる場合もあります。
ちなみに私の自宅は、お風呂を2階にしました。
洗濯ものは2階で洗い、ベランダに干してます。
そして1階に大容量のパントリーを設け、玄関からパントリー、キッチンまでの家事動線ができているので、重たい荷物も帰ってすぐ片付けることができて満足しています。
ご自身や家族のライフスタイルなどにもよるのですが
絶対に1階ではないといけない
ってことはないです。
間取りに迷っていらっしゃる方は、一度、想像してみてくださいね。