知っていますか?「下地」の重要性について!
こんにちは、現場品質管理担当のカイちゃんです😄
12月に入り随分と寒くなってきましたね😅
師も走る。年末は私も大忙しであっちの現場、こっちの現場と飛び回っています❗
さて本日は『知っているようで意外と知られていないものシリーズ』という内容でお話を進めたいと思います。
みなさん、お家づくりの際に
・シューズクロークにコート掛けをつけたい🥺
・壁掛けテレビにしたい🥺
・室内に物干しをつけたい🥺
・玄関やトイレに手すりをつけたい🥺
・壁に棚をつけたい😳
などなど、自分の思う所に思うように「あれをつけたい、これをつけたい」と考えられるのではないでしょうか❓
また、トイレですとトイレットペーパーのホルダーやタオリング・カウンター・手洗い器❗❗
洗面所ですと洗面台・タオルかけ❗❗
キッチンやカップボード・レンジフード❗❗
これらは大抵のお家には設置されていますよね。
基本お家はクロスを捲るとその下は石膏ボードです。
それでは試しに壁掛けテレビを好きな所につけてみようと壁にビスを打つと…
絶対につきません。床に落ちてしまい床の傷以上に心の傷になることも😱
たとえレンジフードや洗面化粧台であっても石膏ボードに取り付けようと思うとまず上手くつきません😅
鏡であろうと、棚であろうと、トイレのアクセサリーであろうと同じことです🤔
それは「下地(木下地)」を入れているからです。
クロスの下は通常石膏ボードですが、石膏ボードの下に木が入ることによりビスを上手く固定してくれるのです。
機会があれば1度試しに木にビスを打ってみてください😀
気持ちいいくらいしっかりビスが入り固定されますから😉
木の下地を入れず石膏ボードだけだと決して何もとめられないわけではありません。
カレンダーやチラシ・ポスター等といった軽い物は安心して取り付けできます。
少し重量のあるものだと石膏ボードの方が耐えられず崩れて物が保持できなくなるのです。
結城建設では、天井の下地は石膏ボードをとめるために軽量鉄骨下地(軽天)といって軽い鉄で出来た棒状のものを下地にしているのですが、例えば天井に物干しをつける場合等は木の下地を取り付け場所に施工します。
軽天下地でも施工はもちろん可能ですが、変に力を加えると簡単に変形しますので万が一を考えて軽天下地の間に木下地を入れます😤
洗濯物は水分を含んでいる時には意外と重いですよね。
木は強く、しっかり固定されるので物干しをつけて洗濯物を干しても安心です😉
石膏ボードを貼っていくと見えなくなるので中々目にすることはないかもしれませんが、こちらはキッチンの棚用の下地と、窓の上にはカーテンレール用の下地。
シューズボックスを設置する際にも下地が必要です。
タオル掛けや棚を作りたい際にも下地が必要になります。
設備を施工する部分にはもちろんですが、各お家、お客様のご要望に合わせて下地を施工しています。
上棟が始まってだいたい翌日以降からは下地を入れ始めます。
特に石膏ボードを貼ってしまってからでは下地を入れるのも難しくなります。
場合によっては入れられないので、思った場所に下地を入れたいとご検討の方は計画的に早めにご相談くださいね😄
お家にとって下地は非常に大切な役割を担っているんです。
本日は知っているようで意外と知られていない「下地」についてのお話でした。
年末になるといろいろとせわしなくなりますが、体調管理にはお気をつけくださいね😉
以上、カイちゃんでした。