カーポートや塀などの外構は固定資産税の対象になるのかな?
こんにちは!徳ちゃんです。
固定資産税の評価が終わってから外構工事をした方が、固定資産税が安くなるんですよね?
かなり多くのお客様からこのような固定資産税についての質問をいただきます。
今回は、このようなご疑問の多い固定資産税についてご説明します。
結論から申しますすと、
『外構工事をしても固定資産税には一切関係ありませんのでご安心ください。』
昔話で、固定資産税の評価時に役所の方が
「豪華な外構しているということはお金持ちだろう。固定資産税をいっぱいもらっておこう。」
ってな話が、有ったとか無かったとか。。。
※所説有ります
固定資産の評価となる項目は次の通りです。
・家の大きさ
・建築物の工法(例:木造か鉄筋コンクリート造か)
・壁紙や床材などの仕上げ化粧材
・キッチン・洗面などの設備の仕様
・建築時に組み込まれる、食洗器や天井などに埋め込み式のビルトインエアコン
・全館空調システムや床暖房の有無
・後付けのエアコンや照明、家電製品、家具などの調度品
・門、塀、庭木などの外構工事
よって、外構工事で固定資産評価が変動する事はありませんのでご安心ください。
ですが!!
次の3つの条件を満たしているものは固定資産税の対象の建築物となる場合があります。
基礎等で地面に固定されていて容易に移動できないもの
居住、作業、貯蔵等に利用できる状態にあること
要望の多いカーポート・車庫ですが、固定資産税がかかるものもありますので、車を置く場所を想定してケース別にご説明します。
シャッター付きの車庫(ガレージ)は、シャッターも含めて3方向以上が壁に囲われていますし屋根もあります。
また、基礎工事も必要です。
つまり、シャッター付きの車庫には固定資産税がかかることになります。
※写真のビルトインも、もちろん固定資産税がかかってきます。
シャッターが付いていない車庫でも、3方向が壁に囲われている場合は固定資産税の対象になる可能性があります。
※写真は2方向です
柱と屋根だけでできている一般的なカーポートには、固定資産税はかかりません。
2台以上の場合、柱の本数が増えたり、基礎工事が必要になったりすることもありますが、3方向が壁に囲われていない状態であれば固定資産税はかかりません。
かなり多くの方が外構は固定資産税がかかると勘違いしていますので、このブログをお友達やお知り合いにシェアしてあげてください。
今回はお客様からの質問が多かった固定資産税についてご説明しました。
以上、徳ちゃんでした。
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