家の定期点検 床下点検って何を確認しているの?
こんにちは!
はとちゃんです🕊
結城建設では、お家が完成して1年、3年、5年、10年に到達されたオーナー様へお家の定期点検のご案内を送付させて頂いております。
私も定期点検にお伺いし、床下の点検をさせて頂くことがあります。
そこで今回は床下はどういった点を確認しているのかを簡単にご紹介いたします。
基礎の刷毛引き又はキソッシュと言われる、コンクリートの上に薄く塗っているモルタルにヒビが無いか、浮いているところが無いかを点検します。
この時、目視だけではなく、コロコロと基礎の上から転がす器具を使用して、音の違いを確認しています。
もしも、刷毛引き又はキソッシュにヒビが見つかった場合、細い針金を入れて、基礎までヒビが無いかを確認します。
その後、お部屋の中にある床下収納庫(キッチンや洗面にあることが多いです)を開けて床下に入っていきます。
水回りの水栓が集合しているヘッダー(赤色がお湯、青色が水です)
洗面下
トイレ下
浴室下
キッチン下
ヘッダー、洗面、トイレ、浴室やキッチン部分に水漏れが無いかを確認しています。
床束
床束は土台を支えている大切な物なので、床束の緩みが無いかを確認します。
床束にゆるみがあると、床なりの原因となることもありますので、聞き取り調査で床の状態もお聞きしています。
土台が痛んでい無いか、カビの発生が無いかを目視でチェックします。
外周にあたる部分やそれ以外の部分の基礎にひび割れが無いかしっかりと確認します。
ヒビが見つかった場合、ヒビの幅を確認するカードを使用し、修繕が必要かどうかを判断します。
床下収納庫の蓋にがたつきや浮きが無いかを確認します。
以上が床下点検の際の確認している内容になります。
長く気持ちよく過ごしていただけるように、今後も定期点検の際にはしっかりと確認をさせていただきます。
簡単にはなりましたが、今回は定期点検時の床下点検について、どのような点を確認しているかのお話でした(^^)