エアコンを効率よく使えていますか?
こんにちは😊カイちゃんです。
ここ最近、めちゃくちゃ蒸し暑くないですか?
皆さん、もうすでにエアコンを利用されているかと思います。
近年、熱中症対策や脱水予防などテレビやニュースでもよく取りあげているので、エアコンを使わず我慢するという方はだいぶ減ったように思います。
※熱中症は命の危険がありますので、我慢はしないでください※
でもエアコンをかけていると気になるのが電気代ですよね。。。
資源エネルギー庁「家庭における消費電力量のウエイト比較」によると、エアコンは、4番目に家庭の電気使用量に占める割合が高く、世帯あたりの電気使用量の7.4%占めているそうです。
(参考:資源エネルギー庁「今やるべき節電」)
今日は、エアコンの快適な使い方についてご紹介しようと思います!
【冷房】と【除湿】の違いについて
まず、今の時期に気になるのが冷房と除湿の違いについて
冷房…部屋の空気の「温度」を下げることを一番に考えた機能。
除湿…部屋の空気の「湿度」を下げることを一番に考えた機能。
冷えた空気は冷気とななってファンによって再び部屋に。熱を吸収した冷媒は室外機に戻り、室外機内の熱交換器で冷却されます。
また除湿にはさらに3種類があります。
外に水分を追い出す仕組みは同じですが、部屋に戻す空気の温度が違います。
弱冷房除湿
⇒水分を集めるために温度を下げた空気をそのまま部屋に戻します。
再熱除湿
⇒水分を集めるために温度を下げた空気を、ちょうどいい温度に暖めなおしてから部屋に戻します。
ハイブリッド除湿
⇒一度取り込んで冷やした空気を部屋の空気と混ぜ、室温に近づけて放出することができます。
温度や湿度の使用環境・設定温度によって、電気代は異なるのですが、
一般的には、再熱除湿が一番電力を消費すると言われています。その次に冷房の消費電力が続きます。弱冷房除湿とハイブリッド除湿の消費電力は同じくらいだそうです。
(参考:ダイキンHVXソリューション東京株式会社webサイト)
真夏など温度が高くなるときは「冷房」梅雨など湿度が高くなるときは「除湿」を使いましょう。
見分け方ですが、エアコンのリモコンに『カラッと除湿』や『さらら除湿』といったボタンがあれば、『再熱除湿タイプ』のエアコンの場合が多いです。
各メーカーによって表記は異なりますので取り扱い説明書をご覧くださいね。
室内の温度を調整するのに効果的な温度の下げ方
続いてエアコンで冷房を使用するのに、電気代を節約する具体的な方法を紹介します。
①温度設定を低くしすぎない
一般的に冷房では、温度を1℃あげると10%の節電になるそうです。環境省では28℃が推奨されています。
湿度が高くて、体感温度が高くなっている場合などは、冷房ではなく「弱冷房除湿」にするのもおすすめですよ。
②エアコンと扇風機やサーキュレーターの併用
冷たい空気は部屋の下の方にたまるという性質があります。
冷房時はサーキュレーターや扇風機をエアコンの下に置き、ファンの角度を斜め上向きに設置して空気を循環させると、設定温度が下がりやすくなります。
③自動運転にする
弱風や微風だと、設定温度になるまでに時間がかかります。消費電力がかかるため、電気代が高くなってしまうことがあります。、
自動運転に切り替えると設定温度まで自動で下げてくれると同時に、室内の温度を保つ運転行うため、効率よく冷房が機能して部屋を涼しくしてくれます。
④フィルターや室外機の手入れをする
フィルターやエアコン内部にホコリがたまったり、汚れていたりすると、冷房機能が弱くなってしまいます。2週間から1か月を目安にお掃除してください。
⑤エコウィンを設置する
結城建設では、輻射式冷暖房システム「エコウィン」をオプションにてご用意しております。
輻射(温度が高いところから低いところへ移動して伝わる原理)を利用しているため、風も音も臭いもなく、温度ムラも発生しません。
また、エコウィンには動力がなく、エアコンの配管を直接接続し輻射パネル内に冷媒ガスを通して冷暖房するシステムとなっているので、消費電力も少ないです。
エアコンの冷房はつけっぱなしについて
毎年「エアコンのつけっぱなしは節電になる」「オン・オフにした方がよい」と正反対の主張を見かけます。実際のところ、どちらがお得とは言い切れないなと思います。
つけている時間が短ければ電力は消費しないので、日中の暑い時に外出するのであれば切ってしまうのがいいかと思います。
ただ、エアコンの消費電力が1番高くなるタイミングは、外気温と設定温度の差が大きい運転開始直後になります。なので涼しくなってエアコンを切る、暑くなったらエアコンをつけるといったことを繰り返すとエアコンが1番力を使う場面が増えるということになります。30分ぐらいのおでかけなら、つけっぱなしでもいいかもしれません。時と場合によるので、使い分けが大事ではないかと思います。
本日は夏場のエアコンについてお話しさせて頂きました。
みなさまコロナウイルスももちろんですが、熱中症や脱水症等にもくれぐれもお気をつけくださいね😊
以上カイちゃんでした。