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2021.07.29

無垢フローリングの種類とおすすめをご紹介

こんにちは!はとちゃんです🕊

今回は、最近お問い合わせがあった無垢フローリングについての特徴やメリット・デメリット、材種についてお話しようと思います。

まずフローリングには大きく分けて無垢(単層)フローリング複合(複層・合板)フローリングの2タイプがあります。

無垢フローリングの特徴

使用されている無垢材は丸太から切り出し、自然なままの状態のものの事です。(これに対し薄くスライスした木板を接着剤で張り合わせてブロック状にしたものを集成材と言います。)

基本的に他の木材を重ねるようなことはなく、切り出した一枚板をそのまま用いるので構成層が1つで単層フローリングと呼ばれることもあります。

メリット

魅力は何といっても無垢本来の質感と肌触りの良さ。

調湿作用もあり空間を快適にしてくれます。

冬でもはだしで過ごせる(個人差はあるかも)

経年変化を楽しめる。

 

デメリット

調湿性に優れていることにより、収縮・膨張がおこり、反りや隙間ができることもある。

こまめな手入れが必要(オイル塗装やワックスがけ)

傷やシミなどのよごれが付きやすい

無垢材の材質によりピンキリはあるものの、一般的な床材より費用があがってしまう

 

材種について

無垢フローリングといっても、使用する木材によって、お部屋のイメージが変わってきます。
よくお聞きする材種をいくつかご紹介します。

 

アカシア

まっすぐ縦に走る木目にところどころ渦巻く模様が特徴で、赤みも黄みさほど強くない落ち着いた印象の色でワイルドな印象を与えてくれます。船や家具にも使われる耐久性・加工性の高さ◎。
ナチュラルやアメリカンテイスト、アンティーク風、和の雰囲気など様々なテイストのインテリアに合わせられます。

こちらはライトブラウンの塗装をした床になります。アンティークな家具とよく合っています。

 

こちらもブラウン塗装をした床になりますが、先ほどとは違い和テイストな雰囲気になっています。

 

オーク(ナラ)

はっきりとした美しい木目が外見の特徴。昔から船やウイスキーの樽に使用されるほど耐久性、耐水性にも優れていて、比較的堅く重たい木材です。
ナチュラルモダンスタイルやソフトカントリー、ヴィンテージミックスなテイストに相性◎です。

板目と柾目で表情が変わる床といわれていて、無垢の魅力が一番味わえるかと思います。

 

クリ

はっきりした木目の力強い印象を与える堅く重厚感のある材質で、耐久性、耐湿性、耐腐食性にもすぐれています。
傷もつきにくい材質としても知られています。

和テイスト・ナチュラルテイストに相性◎。

赤穂モデルハウスの1階はクリを使用しています。ナラと似て木目がはっきりしているのがわかるかと思います。

こちらはよりダイナミックな木目になりますが、調和のとれた色味を選ぶとインテリアに合わせやすいかと思います。

メープル

硬い材質と柔らかくすべすべとした木肌で、乳白色の明るい色の木材です。よくボウリング場や体育館などに使われているので、なじみあるかと思います。
特に鳥目杢(小さな渦巻き模様)があるものは、バーズアイメープルと呼ばれています。

自然な色むらがきれいな床材です。摩耗にも強いので、キッズルームにもぴったりですよ

パイン

柔らかな質感と独特の木目が特徴的でこの質感が温かみを感じさせてくれます。色も明るく節も多い材質です。マツの木のため、樹脂によって淡い色合いが変化し、艶のある「あめ色」の木肌が楽しめるようになります。
素朴な感じがあるため、ナチュラルなテイストと相性◎

無垢木材は樹種によってそれぞれ個性があり、色、木柄、硬さなどその木が持つ表情や性格を理解したうえで選んで頂けたらと思います。

樹種は今回ご紹介したもの以外もたくさんありますので、迷われたりされた場合はお気軽にご相談くださいね。
また、インスタグラムでもたくさんの施工例をご紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

次回は複層フローリングについてお話しますね♪はとちゃんでした🕊

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