畳の種類と特徴について
お久しぶりです、ほのちゃんです。
桜も一瞬で散ってしまい、あたたかい季節になりました😊
皆さんのお家には畳はありますか?
和室だけでなく、洋室にも敷畳や畳コーナ等、畳があるお家は多いのではないでしょうか?
畳の素材は大きく分けて3種類あります。
水拭きのできるものや空気清浄効果等の効果をもつ畳もあります。
今回は畳や素材ごとによるメリット・デメリットについてまとめてみました!
畳について
断熱性/防音性
空気を含んでいるため、クッション性が高く、階下に音が響きにくい。また冷えや疲れを感じにくい。
スペースの活用
直接座ることができる他、家事や来客の際の客間等色々な用途に使用できる。
お手入れが必要
掃除に手間がかかること、表替え等の畳のメンテナンスが必要。
家具の跡が付きやすい
重たいものを置くとへこむことも。
張替えが必要
畳の寿命は10年~15年。5年程度で畳を裏返し、それから4~7年で表替えを行う。
費用がかかる
フローリングよりも施工やメンテナンスに費用が発生する。
いぐさ畳
いぐさという植物でつくられたもの(昔ながらの畳)
和紙畳
こより(ひも状)にした機械すき和紙を1本、1本を樹脂でコーティングし、編んだもの(代表的なメーカーではDIKEN畳さんが有名)
樹脂畳
ポリプロピレンと無機材料でできた素材を編み込んだもの(代表的なメーカーではセキスイ畳さんが有名)
いぐさ畳
弾力性
スポンジのような構造、いぐさの柔らかさ。
吸音性
いぐさの空気層が音を吸音・防音してくれるため、足音などが吸収され、静かな空間をつくってくれる。
空気清浄
空気中の二酸化窒素やホルムアルデヒド等だけでなく生活臭等も吸着してくれる。
保湿断熱性
畳が含む多くの空気(熱を伝えにくい)が暑さや寒さを遮る。
温度・湿度調整
空気中の水分が多いときは湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を放出。
抗菌/消臭
腐敗細菌やレジオネラ菌(肺炎の原因)等さまざまな菌に対して抗菌作用があると研究で認められている。
リラックス効果
いぐさの香り、色 樹木から放散される森林のような香りやリラックス効果を持つバニラの香り成分等を含む。また、黄緑(新品の畳)や茶黄色(日焼けした畳)はストレスを和らげたり安心感を感じる色。
色の種類が少ない
水拭き
水分を吸うことでカビの原因になる。
日に弱い
日光また、蛍光灯の光によっても日焼けする。
お手入れが必要
お手入れをしないままだとダニが発生したりカビが発生する等の可能性がある。
カビが生える可能性
湿度が極端に高くなると湿気を多く吸収し続けてしまう。
和紙畳と樹脂畳
豊富なカラー
豊富にカラーがあり、お部屋に合わせた色を選ぶことができる。
樹脂畳は常識にとらわれない織柄とカラーが印象的。
水・汚れに強い
樹脂でコーティングされている為、撥水性に優れている。万が一飲み物をこぼしても、すぐに、さっとふき取ればキレイになる。
変色しにくい
いぐさより日焼けに強い。日焼けによる変色がしにくい。
耐久性が高い
いぐさより足の爪や荷物によるキズに強い。
樹脂畳は経年劣化が起こりにくく、毛羽立ちにくい。
ダニ、カビが発生しにくい
いぐさよりもカビの増殖を抑えることができる。アルレギーやアトピーの方におすすめ。
値段が高い
いぐさ畳よりも高い。いぐさ畳よりもメンテナンスの少なくなるが、コストパフォーマンスが良いかどうかは少し微妙。
傷がつくと目立つ
キズがつくといぐさ畳よりも目立つ。使用頻度が高いとキズがついたり、表面が白っぽくなりキズが目立ちやすい。
人工的な雰囲気
表面を触った時の肌触りがいぐさと違う。
いぐさの効能がない
いぐさ畳特有の香り、弾力や空気清浄、消臭、リラックス効果、調湿効果等のいぐさの効能はない。
内容 | 和紙畳 | 樹脂畳 |
耐久性 | 高い | より高い |
撥水性 | 〇 | 〇 洗剤ok |
クッション性 | かたい | やわらかい |
夏場の感触 | べとつく | よりべとつく |
冬場の冷たさ | 感じにくい | 少し感じる |
いぐさ畳は手間がかかりますが、いぐさの香りや抗菌効果等は魅力的です✨
和紙、樹脂畳はダニやカビが発生しにくく、耐久性も高いため、ペットやお子様と快適に暮らせます。
生活に合わせて素材を検討したいですね。
掃除の手間・色の種類が少ない等で諦めていた方、模様替えをしようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
以上ほのちゃんでした😊