土台伏せとは?雨の対策もしています!
こんにちは、カイちゃんです😀
先日、土台伏せ(どだいぶせ)を行ってきました。
基礎の上に床下換気用の基礎パッキンや土台となる木材を配置していく作業のことです。
建物の荷重をしっかり基礎につたえるものになるため非常に重要です😊
この作業の際にあるととても困るものがあります。
(建築現場ではだいたいどの工事でも困るものですが…。)
そう!雨です☔
なぜ困るかというと、上棟前だと屋根がありません。もちろん濡れないように養生をしていますが、土台・床下が雨に濡れてしまうとカビやしみが発生するおそれがあります。それに施主さまからすると、雨に濡れている光景を想像だけでも決して気分のいいものではないですよね😔
そこで結城建設では土台伏せが終わると大きな分厚いブルーシートでスッポリ土台を包むのですが、その前に防水対策としてもうひと手間かけていきます!床下地全体に木材専用の撥水剤を撒いているんですね。
こんな感じで施工しています。
このように端から端までいきわたる様に撥水剤を撒いていきます。
撥水材を使用することで木材内部まで水がしみこむことなく、カビやしみの予防、水分を蒸発・乾燥させることができます!
撥水効果も早く、撒いてから15分ほどで効果があらわれ2か月ほど持続します。1度実施すればそれまでに屋根はできますし、もちろん床材も施工できるので安心です。
健康被害や衛生面についてもご安心ください!お子さまが使う積み木(木製のおもちゃ等に)使用しても問題なく、ホルムアルデヒドもなくF☆☆☆☆も取得されているので安全・安心です。
F☆☆☆☆とは、建築材料につけられることになった4段階ある等級区分の最高等級のことです。2003年7月1日施行の建築基準法改正により、内装仕上げに使用される建材でホルムアルデヒドを発散する可能性のあるものに基準や制限が設けられています。
Fというのがホルムアルデヒドの発散濃度を示した基準であり、F☆☆、F☆☆☆といったように安全性が高いほど☆が増え、星が四つのF☆☆☆☆が最高等級とされています。
シートを張って防水対策をされるところもありますが、時間がかかる上にシートの隙間から水が入りこみカビやしみの原因につながることも多々あるそうです。ですので結城建設では仮に少々水が入り込んでも対応できるように撥水剤を撒く方法をとっているんですね。
その他にも床だけでなく、床下が湿気にさらされないように換気設備やシリカゲルなど大切なお家を守る対策を日々行っています。
もちろん今回のお家もしっかり防水・換気対策を行わせて頂きました🌈
お客さまが快適なお家で生活して頂けるように今後も日々努めていきたいと思っています。何かお困りごと等あれば些細なことでもお気軽にご相談くださいね。
以上、カイちゃんでした😄