自分の住んでいる地域のハザードマップで洪水や地震などの災害に備えよう!
こんにちは!
日暮れも少しづつ早くなり、秋が近づいてきましたね🍂
日中はまだまだ暑いですが、夜はエアコンを点けたり消したり忙しいねえさんです( *´艸`)
東北方面の線状降水帯の影響による大雨の被害のニュースが毎日のように放送されています。
豪雨災害により被災された皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
1日も早く復興がなされますことを心よりお祈り申しあげます。
「秋」といえば台風シーズン。
ありがたいことに、私たちの住んでいる兵庫県播州地方は比較的被害が少ない地域ですね。
しかし安心してもいられません。
自然災害はいつ、なんどき、どこで起こりうるかわからないので、災害の少ないこの地域だからこそ、事前対策は必要です。
以前弊社スタッフブログでハザードマップの見方について投稿しています。
ハザードマップの見方についてもう一度確認をしよう!
これをふまえて、ハザードマップで洪水や地震などの災害に備えていきましょう!
ハザードマップとは、台風や地震といった自然災害が万が一起きたとき、どんな危険や被害がありうるかというリスクを記した災害の被害予測図のことです。
過去に起こった自然災害でどの地域にどれくらいの被害があったかを確認することができ、そこから予測される災害リスクが記載されていると覚えておきましょう。
ハザードマップには台風や地震以外にも、洪水、高潮、土砂災害など、災害別のさまざまな種類があるため、必要に応じて確認することをおすすめします。
さて次の項目では、実際にどのように使えば良いか、ハザードマップの見方について紹介しますね!
地域の地形と災害の危険性を確認する
まずは、住んでいる場所の周辺地域の地形や、自然災害が起きたときの危険性を確認しておきます。
どの河川が氾濫したらどの場所が浸水する可能性があるか、過去に大きな土砂災害が起きた場所、津波の影響がありそうか等、被害に遭いそうな場所をあらかじめ調べておきます。
災害の状況や個人のおかれた状況によって、命を守るための避難行動は異なります
どこにどんな指定避難場所があるか、避難場所への避難経路も確認しておきます。
地震や土砂崩れには有効であっても、浸水時には危険区域になってしまう等、災害によって安全な避難所が違う可能性があります。
できれば、災害ごとに複数の避難先を確認しておいてください。
通行規制となる道路等を確認する
ハザードマップでは、災害が発生した際に通行規制になる可能性(道路防災情報)も確認することができます。
避難ルートを事前に確認しておいても、いざ災害が起きたら通行規制で通ることができない、というリスクが考えられます。
道路防災情報を確認しておけば、どんな災害でどのルートが通行規制になる可能性があるか事前に把握できます。
掲載している情報やマイ・タイムラインを活用して日頃からの備えを確認しましょう
災害時には様々な情報が発信されます。いざというときすぐに行動出来るよう、掲載している情報や書き込み式のマイ・タイムライン(※)を活用し、日ごろから備えておきましょう。
※マイ・タイムラインとは住民一人ひとりのタイムライン(防災行動計画)であり、台風等の接近による大雨によって河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
ハザードマップは、手に入れるだけでは役に立ちません!
災害が起きる前に、危険地域や指定避難場所を確認するものであることを意識してください。
あらかじめ危険区域や避難場所、避難経路を確認していれば、万が一災害が起きたとしても慌てずに行動できるかもしれませんね。
周辺地域の防災情報を知って備えられることは、ハザードマップを利用する大きな利点といえますし、災害時の身の安全を守る以外にも活用できます。
お家を購入される際、あるいは賃貸で長く住むために引っ越ししたいといった場合にも役立ちます。
弊社 結城建設も、土地探しのお手伝いをさせていただく際に利用しています。
住居の場所を選ぶ際、広さや公共交通機関からの距離だけでなく、ハザードマップで得られる情報も考慮にいれると防災面でも比較的安全な場所を選ぶことができるのです。安心して長く住むためにも、事前にハザードマップで周辺地域の情報を確認してみませんか。
防災アプリを使用する
パソコンを持っていなくても、スマートフォンで災害情報を入手できます。
お住まいの地域の自治体や放送局などが防災アプリをリリースしている場合は、インストールしておくことで災害・防災に関する情報を入手できます。
総務省の災害情報共有システム「Lアラート」を利用したアプリで、避難所の開設情報や避難指示、避難勧告といった災害関連情報のほかに、ものによっては鉄道の状況や現在地から避難所への経路確認ができます。
インターネットに接続できなくても利用できる機能もあるので、確認してみてください。
万が一の大きな災害が起こる前に
ぜひハザードマップを手に入れて
もしもの備えに役立ててみてくださいね!