トイレリホームをする前に知っておくべきこと!
こんにちは!ねぇさんです(●´∀`)ノ*
最近、リホーム工事に携わることが多くなってきました😉
リホーム工事の中でも水廻りの交換をご希望されている方が多く、今回は、その中からトイレのリホーム工事について、詳しく解説したいと思います。
年数が経ってくると、特にトイレには様々な不具合が出てくるものです。キチンとお手入れされていても、壁のよごれやシミ、臭いも気になりますよね。体調の変化で、和式が辛くなったり、手摺が欲しくなったりという悩みも出てきます…。
トイレを快適な空間に…
気持ちよく使えるトイレにするために…
トイレのリホームはどんなことが必要かをお伝えしたいと思いますぜひ、ご参考になさってください。
トイレの種類について
トイレは「タンク式」と「タンクレス」に分かれます。
便器の洗浄水をタンクに貯めるのがタンク式トイレ、水道管から直接取るのがタンクレストイレです。
タンク式トイレ
一般的に普及しているのがタンク式トイレです。貯水式なので、水圧を気にすることなく設置でき、マンションなどの高層階でも設置可能です。ただし、タンクに水が貯まるまで待たないといけないので、連続して流す事が出来ません。
↓タンク式トイレ(手洗付タイプ)
タンクレストイレ
その名の通り、便器洗浄用の水を溜めておくタンクがないトイレです。水の流し方が、水道水の水圧で流す仕組みとなっており、連続で流すことも可能です。タンクが無いので、見た目もかなりスッキリしていますが、タンク式と比べると価格が高額です。また、水圧が低いと充分な洗浄が出来ないので、場所によっては設置出来ない可能性があります。
↓タンクレストイレ
壁に近く設置出来て、トイレを広く使うことが出来ます。スッキリしていますね。
最近は「ロータンクトイレ」という、タンクはありますがタンクレスの形に似たすっきりしたトイレもあります。いろいろ探してみてくださいね。
↓ロータンクトイレ
さて、ではどんな新しいトイレにしようか悩むところですが、もう少し調べておかないといけないことがあります。
どんなトイレが取り付けられるかチェック!
排水の位置をチェック
トイレには、「壁排水」と「床排水」の排水方式があります。
壁排水…便器の後ろ側で配水管が接続されているタイプです。マンションに多く、のぞき込むと壁につながっっている排水管が見えます。
↓壁排水の排水部分
床排水…便器の真下に配水管が接続されているタイプです。戸建て住宅に多く、排水管は見ることができません。
リホームの場合、現在設置されている便器の排水方式と同じ方式の便器を選んでください。
排水芯・排水高さをチェック
排水の位置を確認したら、次に排水芯(排水高さ)の位置を測ります。各メーカーの商品によって対応する排水芯(排水高さ)の位置が異なります。床排水と壁排水とで測り方が異なりますので注意が必要です。
排水芯は床排水タイプのトイレの壁から排水管までの距離のこと。排水高さは、壁排水タイプのトイレの床から排水管までの高さのことです。
便器を交換しようと思ったら、お家の排水芯・排水高さに対応したものを選ぶ必要があります
⚠ここ重要です⚠
壁排水のトイレは便器の後ろに排水管が出ているので見えるのですが、床排水のトイレは排水管は床にあるので、外からは見えません。
なので、ご使用中の便器の品番から排水芯を確認するのが、最も確実な方法です。
上記写真の便器部分の下の方に、【C970B】書いてあるシールが貼ってあるのがおわかりになりますか?これが「便器の品番」です。
※タンクの品番や、便座の品番と間違いやすいです。便器の品番を確認してくださいね。
品番がわかれば、排水芯がいくらかを調べることができます。各メーカーさんのサイトなどで一覧表が公開されています。
こちらのトイレの排水芯は、確認したところ「200mm」でした
いよいよ便器選び!
各メーカー、様々なタイプ、仕様、形、色の便器がありますので、じっくりお選びくださいね。カタログや広告だけではなく、各メーカーさんのショールームへ行ってぜひ実物をご覧になってください!
また、古い便器を外すと床に汚れやシミ、便器の型が残っていたりします。せっかく新しいトイレにされるので、私は個人的に、床も壁もクロスやクッションフロアの貼替をおすすめしています。
どんな個室にしていくか…またまた悩むところですね
そんな時は、ぜひ結城建設のインスタグラムに施工例を掲載しておりますので、ご参考になさってください!
工事の工程はどのぐらいかかるの?
トイレリフォーム工事の工期は、工事の内容によって変わります。数時間で終わるものもあれば、数日かかる工事もあります。
洋式トイレから洋式トイレへのリフォームの場合、内装工事もあわせてすると
②壁・天井のクロス、床のクッションフロアの貼替
③新しい便器の取付
これで約1日(朝から夕方まで)はかかるかと思います。
配管位置のズレや、タンクレストイレへの変更など、さら配管工事が必要になる場合はもう1日かかるかもしれません。事前の現場調査で、だいたいどのくらいの日数がかかるのかわかるのでお聞きくださいね!
和式トイレから洋式トイレに工事する場合は、解体工事や大工工事に配管工事、電気工事と内装工事が必要になりますので、数日かかります。
その場合、ポータブルトイレをご用意や仮設トイレを設置してもらうなどの対処も必要になってきますので、ご留意ください。
「おっしゃれ~💖」なトイレ空間を一緒に考えてみませんか?
リホームをご検討中の方に、新しい快適なひとつの空間をご提案したいと思っていますので、悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。