Blogブログ

2021.11.20

新築の上棟時にお祀りする御幣について

こんにちは。カイちゃんです!
ようやく寒くなってきてやっと冬らしくなってきましたね。急な気温の変化なので、皆さん体調にはお気をつけください。

先日、上棟をさせていただきました。

ところで皆様こちらご存じでしょうか?

上棟の際には必ずお作りさせて頂いているのですが、御幣(ごへい)といいます。

御幣とは?どういうもの?

木に飾りが付けられ、墨でお施主様のお名前・上棟日・施工者の名前が書かれたものです。(※地域によって違うようです)なんのために作成しているかというと、工事の安全と家内の繁栄を祈願するための縁起物なんです。

結城建設では、上棟日に御幣を造り屋根裏にあげられます。お家の一番高い所(棟木)に祀り、一番上から工事中・完成後もお家全体を見守ってくれているんです。

もともと、御幣は紙垂(しで)を木製の棒に挟んだ祓い具を指します。紙垂は、和紙を雷の形のように切り折りしたものです。なので、神社の祭典や行事で神主さんや巫女さんが振っている道具も御幣になります。

建築現場では、安全・繁栄といった意味があるのですが、神棚に置く場合は、神様が宿るということで御神体のような役割があるそうです。神社の行事で神主さんが使用する御幣には、お祓い・お清めの意味があります。同じ御幣でも用途によっていろいろな意味を持つんですね🤔

御幣を祀る際には、さまざまなご意見がありますが、神棚と同じように南向きにしています。太陽の光が強い方向に向けることでお家に陽の気を取り込むという意味があるからだそうです。これから上棟をされる方は、是非、御幣をじっくりご覧になってみてください。

御幣の飾りで有名なおかめさんの由来

御幣の飾りについては、地域によってさまざまありますが、今回のブログで調べている際に、特に印象に残ったおかめさんの由来をご紹介します。京都や滋賀の御幣にはおかめの面がついているそうです。

鎌倉時代、京都・千本釈迦堂を建立する折、当時洛中洛外に名の聞こえた名工・長井飛弾守高次という棟梁が工事をすることになったのだが、その際、信徒寄進の大切な四天柱の一本を誤って短く切り落としてしまった。
憂いの毎日を過ごす夫の姿を見かねた妻のお亀が「いっそ斗きょう(柱の上にある木組み)をほどこせば」という一言で高次は、みごと大堂の骨組みを完成させた。
しかし女の提言に頼り棟梁としての大任を果たしたということが世間にもれきこえてはという想いから、妻お亀は自害してしまった。高次は上棟の日、亡き妻の面を御幣に飾り、お亀の冥福と大堂の無事完成を祈ったといわれている。

千本釈迦堂 大報恩寺ホームページより

御幣のおかめの面にこんなに深いエピソードがあったのかと驚きました。

 

ちなみにこの御幣ですがあの有名な「となりのトトロ」にも映るシーンがあるそうです!機会があればぜひ探してみてください。一瞬だそうですよ😁

本日は御幣についてお話しをさせて頂きました。今後も工事の安全と住まわれるお客様への祈願をしながらお家作りに携わっていけたらと思います。

以上、カイちゃんでした。

 

ブログ一覧へ