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2021.08.30

複合フローリングのメリット・デメリット

こんにちは!はとちゃんです🕊

前回は無垢フローリングについてブログを書きました

無垢フローリングの種類とおすすめをご紹介
今回は複合(複層・合板)フローリングについて書いてみました。床材に迷われている方は参考にしていただければ幸いです。

 

複合(複層・合板)フローリングの特徴

複数の合板(※)を張り合わせた下地材の表面に、天然材やシートを張り合わせたフローリングの事で、表面に張り合わせる素材により、「挽き板」「突き板」「シート」の3種類に分類されます。デザインも多種多様で、メンテナンスもしやすいので多く使用されています。
※合板(ごうはん)とは原木を大根の桂むきのように薄くむいたものを乾燥させ繊維方向を1枚ごとに直交させ接着材を塗布し積み重ね貼り合わせたものです。

 

複合フローリングの種類

挽き板フローリング

表面に2㎜程度厚さがある天然木を使用した複合フローリング。表面材に厚みがあるので、反りやゆがみが起こりづらいというメリットがあります。無垢フローリングに近い質感です。天然木が分厚くなるので、突き板フローリングよりは高価な商品となります。

 

突き板フローリング

表面に0.3㎜~1㎜程度の薄い天然木を使用した複合フローリング。挽き板フローリングよりさらに薄い天然木が使用されているため価格も挽き板フローリングよりお手頃になります。色味の種類も多く、施工のしやすい商品ですので、材料費や施工費を抑えることもできます。結城建設ではこちらのタイプが標準仕様です。


ウッドワンさん コンビットグラードプラス 152(オーク艶消し)


ウッドワンさん コンビットグラードプラス 101(ダークチェリー)


ウッドワンさん コンビットグラードプラス 101(ハードメープル)


ウッドワンさん コンビットグラードプラス 101(ウォルナット)

結城建設ではウッドワンさんのコンビットグラードプラスがよく採用されていますが、こちらは0.5㎜の薄い天然木に高機能・高性能の耐傷ウレタン塗装をしており、汚れやへこみ傷などに強い床材になっています。

 

シートフローリング

表面に木目がプリントされたシートを使用した複合フローリング。シートは樹脂や紙などで作られています。表面がシートの為、お手入れもしやすく、複合フローリングの中では一番リーズナブルになります。


大建さん デラアートアッシュ柄(ペール)


リクシルさん ラシッサDフロア(ウォルナット)


リクシルさん ラシッサDフロアアース(ホワイトオーク)


リクシルさん ラシッサDフロア(フレンチヘリンボーン調ホワイトオーク)

結城建設では、リクシルさんのラシッサDフロアがよく採用されていますが、見た目や色柄の再現もですが、リアルな木肌感が魅力になります。抗菌仕上げなので、お子さまや高齢者のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

 

複合フローリングのメリット・デメリット

メリット
・無垢フローリングに比べるとリーズナブル
・種類が多いので、予算やデザイン、機能性など幅広い要望がかなえられる。
・床材の反りや割れが起きにくい。
・表面が加工されているものが多いので、メンテナンスしやすい。
・表面に特殊加工されているものは傷もつきにくい

経済性、実用性が高い点がメリットかと思います。

デメリット
・木そのものの質感や温もりを感じにくい
・商品によって作り物感や安っぽい印象を受けてしまう。
・浅い傷には強いが、深く傷つけるとしまうと中の合板が見えてしまうことがある。
・経年劣化する場合がある。
メリット・デメリットを踏まえると、こんな方におススメです!
  • 家の中ではスリッパ履きが基本で、床の質感が特に気にならない方
  • 床暖房設置をご検討の方
  • 傷がつくのが気になる方

 

逆に家の中では素足でいたい!床が冷たいのは嫌な方、木の質感や香りを感じたい方にはあまりオススメできないかもしれません。上記のようなメリット・デメリットがありますのでそういった点を踏まえて選択頂けたらと思います。

 

今回は複合フローリングについてのお話でした(^^)

 

 

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